品種紹介 ジェニファー jenifer
品種 | アルストロメリア |
色味 | 白 |
産地 | コロンビア |
用途 | 葬儀、結婚式、アレンジメント、花束 |
品種の特徴
アルストロメリア『ジェニファー(Jenifer)』は、柔らかな色合いと繊細な花弁が特徴的なエレガントな品種です。アルストロメリアの持つ特有の華やかさと、長期間楽しめる持続力があり、特に装飾やアレンジメントに重宝されます。『ジェニファー』はその上品な色合いと柔らかい風合いから、多くの場面で使いやすい品種です。
色合い
『ジェニファー』の花弁は基本的に白を基調としていますが、花弁の先端には淡いピンクとグリーンのグラデーションが見られます。特に、内側の花弁にはピンクがほのかにさしており、外側の花弁にはグリーンのアクセントが加わっています。この組み合わせは、清楚さと女性らしい優美さを感じさせる特徴です。
花弁の形状
『ジェニファー』の花弁は丸みを帯びた優美な形状をしています。全体的にふんわりとした印象を与え、花弁が外側に広がることで、よりボリューム感があるように見えます。柔らかいラインとしっかりとした厚みを持っているため、アレンジメントの中でも花の形が崩れにくく、美しさを保ちやすいです。
見た目の特徴や花言葉
『ジェニファー』の見た目は清楚でありながらも、ほのかに温かみを感じさせる配色が特徴です。白とピンク、そして淡いグリーンがバランスよく配されており、穏やかで優雅な印象を与えます。アルストロメリア全般の花言葉には「友情」「献身」「持続」がありますが、『ジェニファー』の場合、その柔らかな美しさから「純真な心」や「永遠の友情」といった意味を持たせることができるでしょう。
使用されるシーンの参考例
『ジェニファー』はその柔らかい色合いと優美な形状から、特にブライダルブーケや結婚式の装飾に適しています。花嫁の純白のドレスに非常にマッチし、ピンクのニュアンスが温かみと幸福感を演出します。また、春や夏の爽やかなシーズンのイベント装飾や、母の日のギフトアレンジメントとしても非常に人気があります。
アレンジメントの組み合わせの具体例
『ジェニファー』は、柔らかな色合いと上品な雰囲気を持つため、他のパステル系の花材との相性が抜群です。例えば、淡いピンクのバラやリシアンサス、カーネーションと組み合わせることで、甘さのある優しいアレンジメントを作り出すことができます。グリーン系の花材、特にアイビーやユーカリと合わせることで、ナチュラルでありながらも洗練されたアレンジを作ることが可能です。また、白いカスミソウを加えることで、ふんわりとした優雅な仕上がりになります。
まとめ
アルストロメリア『ジェニファー』は、白を基調としつつも、淡いピンクとグリーンのアクセントが効いた繊細な品種です。その柔らかい色合いと優美な形状から、ブライダルや季節のイベント、贈り物として幅広く活躍します。他の花材と組み合わせることで、さらに美しさを引き立てることができ、どんなアレンジメントにも温かみと上品さをプラスします。
アルストロメリアの水揚げの方法や保管方法など
- 茎を水中の深いところまでつけ、根元側を斜めにカットしましょう。
- 下葉など余分な葉っぱは予め取り除いておいてください。アルストロメリアは花よりもむしろ葉の持ちはあまりよくありません。
- 茎を切り戻した後は、適量の水に生けて8度以下で管理してください。保存時のお水には可能ならクリザールを用いるとなお効果的です。
- 開花しましたら可能な限り花粉が開く前に花粉を取り除いてください。アルストロメリアは受粉すると急速に萎れていきます。
- 一番花が萎れてきたら早目にカットしていただくと、二番花、三番花に栄養が行き渡りますので、より長く保つことが出来ます。
コロンビア産アルストロメリアについて
コロンビアは良質なアルストロメリア生産国の一つであり、その生産は特にアンデス山脈の高地で行われています。コロンビアのアルストロメリア生産は、以下の特徴を持っています。
気候条件: 高地の温暖な気候と豊富な日照により、年間を通じて安定した生産が可能です。
労働力: コロンビアの花卉産業は多くの雇用を生み出しており、特に女性が多く従事しています。
技術革新: 挿し木技術や温室栽培技術の導入により、高品質で多様な品種のアルストロメリアを生産しています。
私たちトリートフラワーズは、こうした好条件を兼ね備える素晴らしい農場と契約し、輸入を行っております。
最終更新日 2024年9月9日