品種紹介 K2
品種 | アルストロメリア |
色味 | 白 |
産地 | コロンビア |
用途 | 葬儀、結婚式、アレンジメント、花束 |
品種の特徴
アルストロメリア『K2』は、エキゾチックで洗練された印象を持つ品種です。アルストロメリア全体としては「インカのユリ」とも呼ばれ、南米原産の多年草です。このK2は、特にその透明感のある色合いとユニークな花弁のデザインで際立っています。
色合い
この品種の色合いは、ベースが純白でありながら、花弁の中心から放射状に淡いグリーンが広がっているのが特徴です。白とグリーンのコントラストは、清楚でありながらも生命力を感じさせます。また、中心部分にはごく薄いピンクのニュアンスがあり、繊細さと優雅さが共存しています。
花弁の形状
花弁は楕円形でやや反り返る形状をしています。花弁の先端が尖り、滑らかな曲線を描きながら広がっており、全体的に柔らかさを感じさせます。花弁の厚みがしっかりとしており、長期間鮮度を保ちやすいのも特徴です。
見た目の特徴や花言葉
『K2』の見た目は、清潔感と高貴さを兼ね備えたデザインが特徴的です。白い花弁に緑のアクセントがあるため、清涼感があり、どこか癒しの要素も持ち合わせています。アルストロメリア全般の花言葉は「持続」「友情」「献身」ですが、K2の場合、その上品な見た目から「永遠の友情」や「純粋な心」を象徴すると考えられます。
使用されるシーンの参考例
『K2』は、そのシンプルでありながら洗練された色合いから、ブライダルシーンにおいて人気があります。特に白いウェディングドレスとの相性が抜群で、花嫁のブーケやテーブル装飾に使用されることが多いです。また、フレッシュな色合いは、夏や春のガーデンパーティや、エレガントなインテリア装飾にも適しています。
アレンジメントの組み合わせの具体例
『K2』は白とグリーンというナチュラルな色合いを持つため、他の花材との相性も非常に良いです。例えば、白いバラやカスミソウと組み合わせることで、より一層の清潔感を演出できます。また、ラベンダーや薄紫色の花材を加えることで、繊細な色のグラデーションを作り出し、優雅さを引き立てることができます。さらに、ユーカリやアイビーなどのグリーンをふんだんに使えば、ナチュラルでありながらもモダンな印象に仕上げることが可能です。
まとめ
アルストロメリア『K2』は、純白に淡いグリーンとピンクのニュアンスが加わった繊細でエレガントな品種です。清涼感と上品さを兼ね備えているため、ブライダルやインテリア装飾など、多岐にわたるシーンで活躍します。他の白い花材やグリーンと組み合わせることで、その美しさが一層引き立ち、特別な空間を彩ることができるでしょう。
アルストロメリアの水揚げの方法や保管方法など
- 茎を水中の深いところまでつけ、根元側を斜めにカットしましょう。
- 下葉など余分な葉っぱは予め取り除いておいてください。アルストロメリアは花よりもむしろ葉の持ちはあまりよくありません。
- 茎を切り戻した後は、適量の水に生けて8度以下で管理してください。保存時のお水には可能ならクリザールを用いるとなお効果的です。
- 開花しましたら可能な限り花粉が開く前に花粉を取り除いてください。アルストロメリアは受粉すると急速に萎れていきます。
- 一番花が萎れてきたら早目にカットしていただくと、二番花、三番花に栄養が行き渡りますので、より長く保つことが出来ます。
コロンビア産アルストロメリアについて
コロンビアは良質なアルストロメリア生産国の一つであり、その生産は特にアンデス山脈の高地で行われています。コロンビアのアルストロメリア生産は、以下の特徴を持っています。
気候条件: 高地の温暖な気候と豊富な日照により、年間を通じて安定した生産が可能です。
労働力: コロンビアの花卉産業は多くの雇用を生み出しており、特に女性が多く従事しています。
技術革新: 挿し木技術や温室栽培技術の導入により、高品質で多様な品種のアルストロメリアを生産しています。
私たちトリートフラワーズは、こうした好条件を兼ね備える素晴らしい農場と契約し、輸入を行っております。
最終更新日 2024年9月9日