品種紹介 シークレット Secret
品種 | アルストロメリア |
色味 | ホットピンク |
産地 | コロンビア |
用途 | 葬儀、結婚式、アレンジメント、花束 |
品種の特徴
アルストロメリア「シークレット」は、花弁が鮮やかなピンク色を基調とし、内側に白や淡い緑のアクセントが見られるエレガントな品種です。アルストロメリアは南米原産で、「百合のような花」とも称されることが多いですが、百合とは別の属に属します。寒さや暑さに比較的強く、長い期間美しさを保てることから、切り花としても高く評価されています。
色合い
シークレットの花は深いピンク色が特徴的で、中央部に向かって白や緑が微妙に入り混じっています。このグラデーション効果により、花自体が立体感を持ち、見る者に強い印象を与えます。また、光の当たり具合によって色の濃淡が変わり、多様な表情を見せる点も魅力の一つです。
花弁の形状
花弁は6枚あり、上部の3枚がやや細長く、下部の3枚は丸みを帯びています。花弁は滑らかで柔らかな質感を持ち、優雅な印象を与えます。特に上部の花弁には、薄い縦の筋模様が入ることがあり、これが全体の花姿に動きを与えます。
見た目の特徴や花言葉
シークレットは、落ち着いた色合いながらも存在感があるため、シンプルながらも華やかな印象を与えます。アルストロメリア全般の花言葉には「友情」「献身」「未来への誓い」などがあり、特にシークレットのような明るいピンクの品種は「愛情」や「感謝」を表すことが多いです。
使用されるシーンの参考例
シークレットは、その華やかさと品の良さから、結婚式やパーティーなどのフォーマルな場面でよく使用されます。ブーケやテーブル装飾、または贈り物としても最適です。特に春から夏にかけての季節に合わせた装飾には、鮮やかなピンク色が映えます。
アレンジメントの組み合わせの具体例
アルストロメリア・シークレットは、白や薄ピンクのバラ、またはグリーンの葉物と合わせると、清潔感と華やかさが増します。さらに、黄色やオレンジ色の花々と組み合わせることで、コントラストが強調され、明るい印象のアレンジメントが完成します。リシアンサスやカーネーションなど、同じく柔らかな印象の花材とも相性が良いです。
まとめ
アルストロメリア「シークレット」は、鮮やかなピンク色と上品な花弁の形状が特徴の美しい品種です。長持ちし、さまざまなシーンで活躍するため、ギフトや装飾用としても人気があります。花言葉が「愛情」や「友情」を表すことから、大切な人への贈り物や記念日の演出にも最適な選択肢となるでしょう。
アルストロメリアの水揚げの方法や保管方法など
- 茎を水中の深いところまでつけ、根元側を斜めにカットしましょう。
- 下葉など余分な葉っぱは予め取り除いておいてください。アルストロメリアは花よりもむしろ葉の持ちはあまりよくありません。
- 茎を切り戻した後は、適量の水に生けて8度以下で管理してください。保存時のお水には可能ならクリザールを用いるとなお効果的です。
- 開花しましたら可能な限り花粉が開く前に花粉を取り除いてください。アルストロメリアは受粉すると急速に萎れていきます。
- 一番花が萎れてきたら早目にカットしていただくと、二番花、三番花に栄養が行き渡りますので、より長く保つことが出来ます。
コロンビア産アルストロメリアについて
コロンビアは良質なアルストロメリア生産国の一つであり、その生産は特にアンデス山脈の高地で行われています。コロンビアのアルストロメリア生産は、以下の特徴を持っています。
気候条件: 高地の温暖な気候と豊富な日照により、年間を通じて安定した生産が可能です。
労働力: コロンビアの花卉産業は多くの雇用を生み出しており、特に女性が多く従事しています。
技術革新: 挿し木技術や温室栽培技術の導入により、高品質で多様な品種のアルストロメリアを生産しています。
私たちトリートフラワーズは、こうした好条件を兼ね備える素晴らしい農場と契約し、輸入を行っております。
最終更新日 2024年9月12日